ラグビー部史上初の全国第3位!
今大会、ついに悲願のシード校勝利を達成し、ベスト4進出を果たしました。
残念ながら、昨年優勝校になすすべなく決勝進出の道は絶たれましたが、全国第3位という輝かしい成績を残し、津山高専ラグビー部の歴史に新たな躍進を加えてくれました。
(今回は諸般の事情により、写真がほとんどございません。申し訳ありませんが、ご了承いただければと思います)
1回戦 vs佐世保高専
津山 71-0 佐世保
非常に落ち着いた試合展開で、完封で1回戦を突破。2回戦への勢いをつけました。
2回戦 vs久留米高専
津山 17-14 久留米
1回戦とは打って変わって、明らかに緊張した状態で前半はなかなかペースが掴めず、シード校の久留米高専に先制トライを許し、精神的につらい状態でのゲーム展開となりました。それでも、前半終盤には緊張も解け、徐々にペースを取り戻していったところでハーフタイムとなりました。
後半は、もう緊張は解けて自分たちのプレーができていたものの、追加トライを取られ14点と突き放しにかかられます。しかし、そこから相手の攻撃を封じて反転攻勢に転じました。トライを1本決めると勢いに乗り、さらにコンバージョンキックを1回外したものの、相手のミスで蹴り直しとなり、見事修正して2点を稼ぐこともできました。それ以降はほぼ津山ペースとなり、それでも接戦ではありましたが、見事逆転してついに悲願を達成しました。
準決勝 vs奈良高専
津山 0-81 奈良
終始奈良高専のペースで試合が進み、攻撃に転じても思うようにプレーができない状態が続く、非常に辛い試合となりました。スキルや戦術ももちろんですが、体格の差による不利を、まざまざと感じさせられる試合でした。
今期も、保護者、OB、関係者の皆様に物心両面で様々なご支援をいただきました。
- 2014年度、中国地区第2代表として27年ぶりの全国大会出場・初の全国大会1回戦突破
- 2015年度、28年ぶりの中国地区大会優勝
- 2019年度、初の全国大会ベスト4進出・第3位入賞
お陰様で、ラグビー部は確実に前進しています。今後とも、津山高専ラグビー部をよろしくお願いいたします。
津山以外も善戦しました
宇部高専
東北第2代表の秋田高専を大差で破り、この時点で全国ベスト8のうち3校を中国勢が占めるという快挙が成立しました。
2回戦では、同じく東北第1代表の仙台高専名取との対戦でした。優勝候補を相手にしながら、序盤から互角の戦いを繰り広げ、FWのモールで押し込んでいくプレーが印象的でした。おしくも1トライのリードを返すことができませんでたが、応援する誰もが期待してしまう見事な試合でした。
松江高専
四国代表を破って、14年ぶりの全国大会出場。
第3代表とはいえ、関東・信越代表の東京都立高専を相手に、接戦のシーソーゲームを制し、2回戦に駒を進めました。2回戦では奈良高専に敗れてしまいましたが、ノーサイドまで全力でプレーする姿は、応援する皆さんの心を打ちました。
実は色々と「初」づくしの大会でした
今大会は中国地区にとって、いくつもの「初」が続く珍しい大会でした。
- 津山高専がラグビー部史上初のベスト4進出
- 津山高専がラグビー部史上初の全国第3位獲得
- 中国地区から3校出場(おそらく大会史上初)
- ベスト8のうち3校が中国地区(大会史上初)
もしかしたら他にもあるかもしれません。お気づきの方は情報をお寄せいただけると幸いです。
来年度の中国地区大会は宇部が会場です
全国大会の奮闘ぶりをご覧になった方はご存知かと思いますが、次回大会は苦戦が予想されます。OBの皆様におかれましては、どうか今年以上のご支援をいただきたく、よろしくお願い申し上げます。